福島県/飯坂温泉 宿あたご屋

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温泉

温泉

宿あたご屋のお風呂は大きくありません。
正直言って小さいです。
そのため、近くにある共同浴場(3ヵ所あります)をおすすめしています。
温泉療法をも取り入れる宿あたご屋のお風呂は、源泉かけ流し温泉です。
ふたつのお風呂は、時間制で入替えさせていただきます。

縄文の湯

縄文土器の緩やかな曲線をイメージしたお風呂です。
日中にお入りになりますと窓から光が差し込み、 ライトップされる夜間とは違う雰囲気で入浴をお楽しみ頂けます。
源泉掛け流しのお湯を、心ゆくまでお楽しみください。

弥生の湯

シンプルな造りのお風呂では、温泉をじっくりとお楽しみ頂けます。
邪魔するものが無い空間で、源泉掛け流しのお湯をご堪能いただけるかと思います。

共同浴場

温泉について[泉質・適応病]

飯坂温泉は、奥羽(東北)地方有数の古湯であり、古くは「鯖湖の湯」と呼ばれました。鳴子・秋保とともに奥州三名湯に数えられ、2世紀頃には日本武尊が東征の折に、1689年には俳聖 松尾芭蕉が奥の細道の途中に立ち寄ったとされる歴史ある温泉地です。
福島市内から車で約20分、東北自動車道福島飯坂インターチェンジから約15分。東京駅から東北新幹線をご利用の場合、乗り換えが1回で、スムーズな乗り継ぎならば2時間半かからずに到着するアクセスの良さも特徴の一つです。

泉質
単純温泉(無色透明微弱苦味無臭)
適応病
神経痛・筋肉痛・関節痛・運動麻痺・うちみ・くじき・慢性消化器病冷え症・病後回復期・疲労回復・健康増進
※共同浴場へ入る「入浴券」がございます。
チェックイン時にお申し付け下さい。1枚サービスいたします。

飯坂温泉の歴史

飯坂温泉の歴史は縄文時代にまで遡ります。
紀元前三千年頃……摺上川(すりかみがわ)の支流の小川(おがわ)が、飯坂温泉の南を流れており、小川と飯坂街道が交差する月崎(つきざき)そこに縄文人が住んでいました。
二世紀頃、日本武尊が東夷東征の際、病にかかり、”佐波子湯”に浸かった所たちまち元気になったとされています。
また、拾遺和歌集で「あかずして わかれし人のすむさとは さばこのみゆる 山のあなたか」と詠まれている(詠み人知れず)ことから、「さばこ」という名前も定着したようです。

源泉は至る所に点在し、農民、庶民などにも重宝されていました。
世に知れ渡るようになったのは江戸時代中期の享保年間の頃からで、各街道が整備されたことにより、周辺の庶民に加え、多くの旅人も訪れるようになりました。

中でも、松尾芭蕉の奥の細道の中で、「飯塚(芭蕉は奥の細道において飯坂のことを飯塚と記しています)」として記され、知名度を浸透させたようです。
ただし、芭蕉はこの「飯塚」において、苫屋のような宿に泊まったため、好意的な感想を記しておりませんが、この頃の飯坂は鯖湖湯など温泉宿が四軒、人口三百二十六人、戸数七十四戸と小さな温泉街だったそうで、温泉地としての体裁が整ってきたものの内湯はあまり見られなく、思い思いに宿を選んで、点在する外湯で湯治を施すようなスタイルであったといわれています。

飯坂という地名はこの辺りが飯坂村と呼ばれたことに因み、伊達家の分家が飯坂姓を名乗り、一帯を開墾したことに因んでいます。
これがいつしか飯坂村の温泉、すなわち飯坂温泉と呼ばれるようになりました。